協力と挑戦を通じて
成長できるあたたかい会社
商品本部
2018年入社
大学時代に飲食店のキッチンでアルバイトをしていたので、そこで店長と仕入先であった食品卸の営業の方のやりとりを間近に見て、人と人とがコミュニケーションを取りながら仕事をする食品卸の業界が何か面白そうだなと感じました。
久世の面接を受けた際、皆さん、穏やかな雰囲気の方々が多い印象でしたね。
入社後は名古屋営業所で約5年営業を経験し、その後に中国の上海で日本食の卸会社に出向して、営業の仕事をしました。その後、現在の商品部に配属になりました。
主に商品の仕入れや選定が仕事です。
各メーカー様とやりとりをして商品を見たり試食したり、詳細な情報を入手したうえで営業と連携して、お客様に最適な商品を提案します。
メーカー様とは商品を求めているお客様に商品自体の魅力を発信するためのPR施策を一緒に考えるなど、商品に関して多岐にわたるサポートを担う仕事だと思っています。
営業が各メーカー様と直接やり取りすることもありますし、我々商品部に「こんな商品ありますか?」「この商品を扱っているメーカー様を教えてください」「こういうメニューをつくりたい、とお客様から相談されているので、一緒にメニュー構成を考えてほしい」などの相談がくることもあります。
メーカー様からは「開発中の商品を試食してもらえませんか」「この新商品を取り扱えませんか」と御連絡をいただくこともあるので、その商品を部内で試食したり、先行して営業と一緒にお客様の所へ持って行って、感想を聞いてもらうこともあります。あとは企画や販促の相談もいただくこともあります。
お客様のご要望、メーカー様の状況(新商品リリース、商品の入替等)、営業担当者の知識や経験などが複雑に絡み合いながらビジネスが展開されているため、商品に関することは、出来る限りお応えできるようなスタンスを目指しています。商品担当としては、多くのメーカー様の商品を実際に目で見て、食べて、特徴など情報収集をして、知識の蓄積をしておくことが最も重要です。営業から情報を求められたときに、豊富な知識と経験を踏まえて迅速に伝えられるように、常にインプットとアウトプットをしていますね。
経験豊富な営業の方々は、商品相談も簡潔で早い。一方、若手や知識が浅い営業からの問合せもあります。
例えば「こういう商品がありますか」という相談に対して、「有る、無い」ではなく「無いけど、こういう商品ならあるよ」と代案を伝えることで、その営業はお客様に「No」と言わずに済みますし、お客様もその代案をご理解してくださったら良い効果が生まれることがあるので、後日「すごく助かりました!」「商談成立しました!」と言ってもらえると嬉しいですね。
商品部は、お客様、メーカー様、営業をつないだり、調整役をさせてもらったり、表に立つことは少ないですが裏方としてサポートしている実感が持てたとき、やりがいを感じます。
対応が急務な仕事やたくさんの商品情報収集をして整理し、取り扱いを検討する仕事、新商品のプロモーション施策など、仕事の幅が広くて楽しいんですよね。こうして様々な方々との関係を持ちながら仕事させてもらっているという意味では、「無くてはならない部署なのかな」と、ここで仕事ができる喜びを感じています。入社当時は目の前のことで精一杯だったのですが、久世の仕事を通してたくさんのお客様の声を聴かせてもらって、徐々に信頼関係が生まれ、つながっていく。
そうした数式だけでは語れない、仕事の楽しさとか感謝とか学びとか、人とのつながりや信頼などたくさんの経験させてもらっています。
食品卸会社はメーカー様や飲食店様のご相談、ご要望をしっかりと聞いて、どれだけ充実した提案ができるかが大切なので会話をするだけではなく、実際にどうやってお店で使われてるのか足を運んで、自身が体験したり、肌で感じたり、こうした現場に寄り添って自分で考えて動ける人はお客様や社内からの信頼も厚いのかなと思います。
私自身、営業部と商品部の両方を経験させてもらったので、橋渡しとしての役割を担えるスキル、経験をもっと積み上げていきたいと思っています。商品部でのキャリアアップはもちろん、久世のグローバル戦略に携わる仕事にも魅力を感じていますので、機会があればチャレンジしたいですね。
久世は全体的に穏やかで活気があると思います。やる時はやるという雰囲気が根付いていると思いますし、繁忙期はみんなで協力して乗り越えていこうという団結力があります。福利厚生や各研修も充実していますので、本当に社員にとって働きやすい環境を作ろうとしてくれているのを感じますね。
意見や考えを聞いてもらえる風土があって、「こうした方が良くなる」「ここを少し変えると更に良くなる」など、能動的に取組むことに比較的肯定的なところも、久世の魅力だと思います。あたたかい会社なので、若い世代の方々もいろいろチャレンジしたいとか、これやってみたいとか発信ができる環境があるのが今の久世の魅力なのかなと思います。